皆さんは、日本酒お好きですか?
もちろん、これを読まれている方は、多少なりとも日本酒に興味を
もたれているかただと思います。
でも一般的な日本酒のイメージといえば・・・?
・悪酔いする
・二日酔いがひどい
・甘ったるくてベトベトする
etc...
などでしょうか。
確かに、日本酒にそのようなイメージが強いのは事実です。
では、なぜそのようなイメージがついて回るようになったのでしょうか?
あなたにだけお教えします。 実は、全く違うのです。
現在、焼酎が大ブームですね。専門店も数多くでき、それ専門のバーまで
登場しました。
人気の秘密は、飲みやすく、次の日に残らないという理由からだそうです。
本当に美味しい日本酒を知ることのないないまま、「これが日本酒なんだ。」 と思って飲んでおられる不幸な方が大勢いらっしゃいます。
事実、本当に美味しい日本酒を初めて飲んだ方は、そろってこう言います。
ですから、このページでは、そんな思いをしないためにも、 本物の日本酒について知ってもらいたいと思います。
日本酒には、下記の種類があります。
これらの違いを、書いていきます。
もし日本酒を購入して、その紙パックやラベルに、 「本醸造酒」 「純米酒」 「吟醸酒」 「純米吟醸酒」 「大吟醸酒」 「純米大吟醸酒」 などのいずれも書かれていない場合は、『普通酒』だと思って間違いないでしょう。
じつは、ここに日本酒が誤解される大きな点が隠れていたのです。
米から作られる日本酒の起源は、はるか数千年の昔にさかのぼりますが、 今飲まれているような透明の日本酒ができたのは江戸時代からです。
第二次大戦後、日本国内の米はとても不足していました。 そこで、少ない米から大量の日本酒を作る技法が編み出されました。 お酒に水と醸造アルコールを大量に足して、薄まった味を酸味料や 糖類などで補いました。
米だけで作る純米酒と同じ量の米で、三倍の酒が出来たのです。(三増酒)
スーパーなどでよく売られている、紙パックの日本酒や、安い居酒屋などで 出される日本酒がこれです。 おそらく現在、最もよく飲まれているお酒です。
ただ、数年前、法律の改正で三増酒が廃止され、2倍に増醸する二増酒になりました。