波有手の田植え

2021/06/22
by 成子 和弘
波有手

地元の田(波有手)で今年も田植えが終わった。
いつもならお酒好きの方々に集まってもらい田植えイベントをするのだが、今年はコロナのため農家さんにお願いした。

地元で酒米作りをしていない頃はお米の成長には興味なかったが、地元で酒米作りをするようになってから、その田を見るたびに、順調に成長してきたなとか、炎天下で水が不足していないだろうかとか、害虫にやられていないだろうかとか、いろいろ心配するようになった。

やはり一番の心配は稲刈りの時期が近づくにつれ台風がどんどん上陸してくることだ。
田植えから4ヶ月かかってやっと実ってきたのに、台風で一夜にして倒されてしまうことがよくある。
品種改良で倒れにくい稲がどんどん開発されているとはいえ、最近は超大型の台風が多い。
直撃しないでくれという神頼みしかない。

波有手のお酒はなかなか人気で、地元の人達の誇りにもなっている。
今年も、豊作でいいお酒になることを心から願っている。

江戸時代から続く地酒蔵の蔵元 成子 和弘

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