今日は、中小機構のアドバイザーが阪南市に来られ、阪南市商工会加盟の10社、観光協会事務局長、阪南市の職員などに阪南市の観光産業強化についていろいろアドバイスしていただいた。
中小機構とは経済産業省傘下の独立行政法人。
中小企業が抱える経営のさまざまな悩みにアドバイスまた応援するための組織だ。
最初、観光産業で成功している街の紹介やそのやり方について少し講演があり、あとの時間は、参加者全員が阪南市の観光や活性化について考えていることを発表し、それにアドバイスいただく形で進められた。
今まで商工会の他のメンバーから、観光や町の活性化についての考えを聞く機会がなかったが、みんなそれぞれ阪南市を盛り上げていくことを一生懸命考え実践していることを知り、驚くと同時にこんな機会をもつことこそ商工会の意義だと感じた。
今の商工会の一番の行事は、約30店舗が出展し自社製品を販売する秋の商工まつりだが、その日一日だけの行事で、阪南市の活性化にはほとんど役立っていない。
やはり官民が知恵を出し合って町の活性化を考えてゆくことこそ大事なことだ。
中小機構のアドバイザーも、自分の講演は少しで、あとはみんなの考えを聞くことを一番としたのがすごいと感じた。
今後も続けてゆくべき会議だと思う。
江戸時代より続く大阪地酒蔵の蔵元 成子 和弘