リモート出社が当たり前

2021/09/23
by 成子 和弘

毎月1回大阪府酒造組合の会合があり、ほとんどのメーカーが出席する。組合全員で行なう需要促進事業の打合せ、各社の組合費分担割合の検討、酒米購入申し込みなど従来からの事務作業もあるが、一番のメリットは、現在どういう社会状況で、各社どういう営業をやっているか、またどういう商品を製造しようとしているかお互い情報交換すること。昨日が9月の会合だった。ひとりのメンバーが、NTTはここ数年で全社員をリモート出社にするとの情報を提供してくれた。このコロナ禍でリモートでも十分会社が機能することがわかり、リモート出社を当たり前にすることに決めたようだ。全社員の通勤手当がなくなり、もちろん大きな経費削減になる。製造業以外の会社はみんなNTTに右へならえだろう。会社員が会社に出勤しなくなると、夜の繁華街の人出も減ってゆく。もちろん、アルコール飲料の需要も減ってゆく。私達酒類メーカーどう対応してゆけばいいか、早くから考えてゆかねばならない。

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