忙しい方は⑤のみをご覧ください。(200字でまとめています)
※内容・データ等は2020年度発行された教本に基づきます。
何かあれば、コメント欄にコメント大歓迎です。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の二次試験の論述対策の内容となっております。
今回より、焼酎編に突入します!
キーワードは地産地消!
初回の泡盛はどこで造られているかを考えることが第一ステップです。
・泡盛は、沖縄県の伝統的な焼酎。
・黒麹菌を用いた米麹と水のみを原料とする。
・原料米は、インディカ種のタイ米を使用。
・マツタケ様ともいわれる泡盛特有の香りは黒麹に由来。
・一度に仕込む全麹仕込みが特徴。
・泡盛には古酒(クース)を珍重する文化がある。
・豆腐よう
・エーグァのマース煮
・山羊汁
・ラフテー
【共通項】
・琉球という言葉もあるように、泡盛は沖縄の料理に合うように造られていることがわかる。
・インディカ米で造る泡盛は4VGがやや多く生成される。
⇒丁子のようなスパイス香を感じる
∴沖縄料理と4VGの出す丁子のようなスパイス香が合う。
・泡盛=沖縄県の伝統的な焼酎
・マツタケ様の香りが特徴。黒麹が由来。
・インディカ種のタイ米を使用
・黒麹菌を用いた米麹と水のみが原料
・一度に仕込む全麹仕込み
・古酒を珍重・沖縄の料理に合う
∵4VGの出す丁子のようなスパイス香とマッチするから
『琉球泡盛は沖縄県の伝統的な焼酎。黒麹由来のマツタケ様の香りが特徴。インディカ種のタイ米を使用し、黒麴菌を用いた米麴と水のみを原料とし、一度に仕込む全麴仕込みが特徴。古酒を珍重する文化がある。相性の良い料理は、豆腐よう・エーグァのマース煮・山羊汁・ラフテーなど沖縄の郷土料理である。インディカ米で造る泡盛は4VGがやや多く生成され、丁子のようなスパイス香を出すため、沖縄の郷土料理と非常によく合う。』(197字)
・琉球泡盛=沖縄発祥=沖縄料理と合うという連想が必要。
200字まとめに挙げた料理でなくても沖縄料理であれば加点されると思います。
(教本に載っているものを採用するのが無難ですが)
・まず①焼酎の特徴を説明し、続いて②相性の良い料理を紹介し、まとめ、最後に③なぜ合うのかを説明すれば論理的で採点者もスッと理解できると思います。
→公式:①焼酎の特徴×②料理の特徴=③料理の相性
次回は薩摩焼酎を取り上げます。
薩摩とはどこで、薩摩の名物といえば何なのか?、薩摩焼酎の特徴は何なのかを考えることが、論述の第一歩となります。
一緒に特徴を見ていくことにしましょう。
テイスティング及び論述と様々な対策が必要になりますが、共に頑張りましょう!!
ちなみに、浪花酒造の大吟醸及び純米大吟醸は、明利酵母(セルレニン耐性酵母)かつ山田錦で醸しているため、酒ディプロマのテイスティングの練習に最適です。
大阪泉州の酒蔵の酒ディプロマ受験生・酒造り見習い 成子 善一