リサイクルの優等生

2021/05/18
by 成子 和弘

昨今、限りある資源の有効活用があちこちで叫ばれています。

一般には知られてませんが、お酒(日本酒と焼酎)の一升ビン、もう何十年も前から日本ではほぼ9割がリサイクルされています。
個人で一升瓶を購入される方はまれですが、飲食店さんは100%一升瓶での購入です。
飲食店で空いた一升瓶、酒販店が持ち帰り、それを酒ビン業者が引き上げ、それを洗ビン会社が先ビンします。
洗ビンされたビン、また酒ビン業者が酒造メーカーや焼酎メーカーに販売します。
酒造メーカーも新ビンを買うより、リサイクルビンの方が安いので、ほとんどリサイクルビンを購入します。
なので、一升瓶はリサイクルの優等生です。

個人で一升ビン商品を購入された方でも、空きビンを酒販店に持ち込めば1本10円~15円で買ってくれます。
もちろん紙パックやペット入りの方が軽くて割れないからいいのですが、もし限りある地球資源を守ってゆこうという崇高なお考えなら、一升ビン商品を購入し、空きビンを酒販店さんにお持ち込みください。

江戸時代より続く大阪地酒蔵の蔵元 成子 和弘

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