ブームの循環

2021/07/28
by 成子 和弘

今日は大阪市内の業務用酒販店の方と一緒に、昼間から立ち飲み営業しているミナミの繁盛店に行った。
繁華街にあるので、昼間からアルコールを飲んでるお客さんが多い。

一番売れるのはもちろんビールだが、その次はブームによって変わる。


40年前は酒メニューはビールと日本酒しかなく、ビールは日本酒を飲む前の前座だった。

その頃から焼酎ブームが起こり、チューハイが爆発的に売れ出した。
麦焼酎の水割り、お湯割り、ライム割りなどチューハイが当たり前になった。

それがだんだん芋焼酎に。
日本酒の需要が焼酎に抜かれたのも驚きだったが、麦焼酎のトップメーカーの売上が芋焼酎メーカーに抜かれるなんてこれも信じられなかった。

そしてここ数年はハイボールブーム。
メーカーのウイスキーが足りなくなるという現象まで起きた。

そして今日行った繁盛店は、なんと最近は日本酒が人気だとのこと。
ここ40年、日本酒の需要落ちる一方だったが、うれしいことに復活の兆しか?

酒類はブームが循環する。
同じ酒ばかり飲んでると飽きてくるのだ。
日本酒ブーム到来を期待!

江戸時代より続く大阪地酒蔵の蔵元 成子 和弘

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