忙しい方は⑤のみをご覧ください。(200字でまとめています)
※内容・データ等は2020年度発行された教本に基づきます。
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酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の二次試験の論述対策の内容となっております。
新潟県で開発された淡麗辛口に向く酒米及び大吟醸酒用の酒米は何ですか。
⇒解答は、新潟県編をご覧ください。
・日本酒生産数量 4,064kl(全国19位) ⇒ 国内生産量の約1%相当
・特定名称酒の比率 約86%(全国7位)
・清酒免許場数 24場(全国33位)
・酒造好適米生産量 4,496t(全国6位) ⇒ 国内生産量の約4%相当
(内訳)南砺産五百万石 3267t、山田錦 562t、雄山錦 471t、富の香 186t
・酒米:移出超過タイプ
・酒質:(海側)鮮度の良い酒に合うクリアな味の淡麗な辛口タイプ
(山側)ボディの太い味
・天然の生簀と呼ばれる水産資源の宝庫
・雪解け水も良質で豊富⇒良質な米を生む
⇒南砺産「五百万石」
・北前船の拠点寄港地⇒県外移出用の酒も醸造
・奈良時代---大伴家持が万葉集に「造レ酒歌一首」
・現存する最古の酒蔵---江戸初期の1626年に新潟と富山の県境で創業
・西廻り航路開発⇒下り船に乗せる酒の醸造開始
・県内産米だけで仕込む。
かつ県内の消費日本酒のうち、8割以上が県産酒=酒の地産地消の県
・昭和後期---富山県農業技術センターで雄山錦(ひだほまれ × 秋田酒33号)開発
⇒酒質は、ふくらみのある味で、やや濃淳系の辛口
・酒造り<米作り=酒米移出超過タイプ
・海側の酒蔵---鮮度の良い魚に合うクリアな味の淡麗辛口タイプが多い
山側の酒蔵---ボディの太い味
・南砺産「五百万石」の評価が高い
・北前船の拠点寄港地⇒県外移出
・奈良時代、万葉集に「造レ酒歌一首」
・1626年、現存する最古の酒蔵創業
・西廻り航路⇒下り船に乗せる酒醸造
・県内産米で仕込み消費の8割以上が県産酒=酒の地産地消
・昭和後期、富山県農業技術センターでふくらみがありやや濃淳県の辛口の雄山錦開発
・酒米移出超過タイプ
・海側:クリアな味の淡麗辛口 vs 山側:ボディの太い味
『奈良時代に大伴家持が万葉集に造レ酒歌一首を残す。1626年に現存する最古の酒蔵が創業。西廻り航路開発により下り船に乗せる酒を醸造。県内産の米で仕込み8割以上が県産酒と酒の地産地消の県。富山県農業技術センターで吟醸酒用の雄山錦を開発。酒質は、ふくらみがありやや濃淳系の辛口。評判の高い南砺産五百万石を始め酒造りよりも米作りが多い移出超過タイプ。海側はクリアな味の淡麗辛口、山側はボディの太い味。』(196字)
・抽出したキーワードをほぼほぼ盛り込みました。
・米どころである富山県は酒米移出超過タイプであるという事は押さえておきたい。
太閤秀吉が花見で飲んだ「加賀の菊酒」。古くからの酒どころである石川県について取り上げます。
どういう歴史をたどったのでしょうか。一緒に見ていきましょう!
テイスティング及び論述と様々な対策が必要になりますが、共に頑張りましょう!!
ちなみに、浪花酒造の大吟醸及び純米大吟醸は、明利酵母(セルレニン耐性酵母)かつ山田錦で醸しているため、酒ディプロマのテイスティングの練習に最適です。
大阪泉州の酒蔵の酒ディプロマ受験生・酒造り見習い 成子 善一