精米後の米ぬか米粉

2021/05/04
by 成子 和弘

吟醸酒とか大吟醸酒は酒米を半分または半分以上削って(精米して)から使うので、よく「もったいない!」と言われます。
でも心配ありません。

米ぬかや米粉、それだけでちゃんと利用されています。
米ぬかは、玄米の一番周囲の部分で色が茶色っぽい。油分が20%近くあり植物油脂の重要な原料となっています。
その他、肥料、漬物、きのこの培養に使われています。

米を精米してできる粉は最初茶色(米ぬか)ですが、精米を進めるとだんだん白くなってきます。
これが米粉です。
米粉を使って、もち、だんご、おかき、せんべいなどを作っていますが、最近は技術の進歩で、パン、クッキー、ケーキなども作れるようになりました。

江戸時代より続く酒蔵の蔵元 成子 和弘

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