【ブログ執筆者紹介】
大阪府で最も歴史のある(創業1716年)浪花酒造の現社長、成子和弘による日本酒の知識・雑観・評判等について記載したブログです。
成子和弘は昭和62年(1987年)に浪花酒造に入社。
平成10年(1998年)に10代目として代表取締役に就任。
約35年、日本酒製造業界で従事した日本酒のエキスパート。
日本酒だけでなく、酒類全般の知識も豊富。
日本酒事業に従事したエキスパートの観点から、ご覧頂いている皆様に還元できる日本酒で躓きそうなポイントや雑学、日々の所感・新着・イベント・出店情報・酒ディプロマの勉強・対策等を更新。
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27日(日)泉南ロングパークにて「海のマルシェ」に出店した。
あいにく朝から雨模様だったが、9時過ぎには雨も上がり曇空の涼しい一日を過ごすことができた。
天気予報が雨だったので、最初お客さんは少なかったが、だんだん増えバーベキューもできるようになった。
緊急事態宣言解除で19時まで酒類の提供ができるようになったので、27日(日)9:00~15:00 泉南ロングパーク「海のマルシェ」に久しぶりに出店します。
関西国際空港と飛び立つ飛行機、そして真っ青な大阪湾を見ながら、地元 岡田浦漁港の新鮮な魚を目の前でバーベキュー。
地元の魚を食べながら地元のお酒。
これほど至福の時はないでしょう!
コロナワクチン接種、65歳未満は秋以降になるだろうと予想していたが、地元阪南市のホームページを見ると、65歳未満の接種券を今日6月23日に発送すると掲載されていた。
あまりもにも早いのでびっくりした。
接種券を入手しても、実際すぐに予約を取れるのかどうか問題だが、大阪市内の大規模接種会場に予約すればすぐOKのような気もする。
6月22日の時点で、1回目の接種を終えた人は全人口比で28%。2回接種を終えた人は8%。65歳以上の人が接種会場までの行くのがたいへんな事を事考えると本当に早いと思う。
2回接種を終えた人は基本的にマスク不要だが、まだまだマスクを離せない。
接種を終えても不安な気持ちは十分あるので、実際経済が回り出すまでかなりの時間がかかるだろう。
もともと感染率が低い日本、接種の効果がわかりづらいのが難点。
地元の田(波有手)で今年も田植えが終わった。
いつもならお酒好きの方々に集まってもらい田植えイベントをするのだが、今年はコロナのため農家さんにお願いした。
地元で酒米作りをしていない頃はお米の成長には興味なかったが、地元で酒米作りをするようになってから、その田を見るたびに、順調に成長してきたなとか、炎天下で水が不足していないだろうかとか、害虫にやられていないだろうかとか、いろいろ心配するようになった。
梅雨ですが、毎日暑い日が続きます。
日本酒好きの方でも夏になると、やはりビールやチューハイに手が伸びてしまします。
ビールやチューハイは、のど越しのキレがよくすっきりしていますが、味わいでは日本酒に及びません。
最近、夏でもさわやかに飲める炭酸入り日本酒もよく見受けるようになってきました。
ただ炭酸入り日本酒は、やはり普通の日本酒に比べ割高です。
なんと家庭で簡単に炭酸入りのお酒やジュースを作れる道具があります。
6月第3日曜日は父の日。
日本酒が売れる時期は12月がダントツだが、その次は父の日の10日前位から前日までだ。
今日19日は、父の日の前日なので直売所は忙しかった。
父の日がいつどのように始まったのか調べてみた。
浪花酒造の仕込み水はすべて井戸水(地下水)。
これは和泉山脈からの伏流水。
酒蔵の近くに男里川(おのさとがわ)が流れているが、この川の水も地下に浸み込んでゆき伏流水となっている。
この伏流水を守るには、男里川をきれいに保つことが一番だということで、8年前に「和泉の水を育む会」という会を設立した。
メンバーは、私を含め、自然環境に危機を持ってる人、地下水でスイミングプールを経営してる人、元学校の先生、漁業組合長など数名。
いろいろ議論している中で、やはり行政との共同事業でやってゆかないと、少人数では川の環境を守ってゆくのは難しいとなり、阪南市、泉南市、大阪府土木事務所、他の環境保護団体との協同事業「男里川 環境保全委員会」という組織を作った。