浪花酒造の新着情報公開
枚方市のバーのマスターが、大阪の9つの酒蔵を応援したいとクラウドファンディングを立ち上げてくれた。百貨店や飲食店が時短営業になったことで、どの酒蔵も売り上げが落ち込んでいる。府内の酒蔵、知名度はもうひとつだが、どこもレベルの高い酒を造っている事が動機だそう。300mlの9本セット6500円。720mlの3本セット6000円。申込み期限は8月29日。1550万円に達したら終了。このクラウドファンディング、先日の朝日新聞にも掲載された。これを機会にもっと大阪の地酒が認識されるのを期待している。
昨日4日も「海のマルシェ」に出店した。泉南ロングパークは大阪湾を目の前にして、地元 岡田浦漁協の新鮮な魚を目の前でバーベキューできるのが一番のセールスポイント。キッチンカーを含め約20店舗が出店している。うちは20Lの冷蔵タンクに入れた蔵出し生酒を70mlのプラカップに入れ、バーベキューしてる人に勧めている。もちろん販売が目的だが、お酒の味についてお客様の感想をその場で聞けるのが最大の利点。メーカーは日頃、酒販店やスーパーなどには商品を卸すが、お客様の声を直接聞ける場面が少ない。海のマルシェでは、ひとくち味わっていただいたお客様に必ず「味どうですか?」と尋ねる。お客様は「うまい!」「おお、飲みやすい」「いけるやん」「ちょっと甘い」「女性向けやな」とかいろいろ言ってくださる。日頃、私や杜氏の好みに合うよう仕込んでいるが、それがどうなのか知ることができない。海のマルシェはそれを知ることができる絶好の機会。毎週日曜に出店するので、甘辛も変えながらお客様の反応を見てゆきたい。
ノンアルコールビールが初めて発売されてからかなりの年月が経つ。私は、甘くなくカロリーゼロのノンアルコールビールをジュース代わりによく飲む。普通のビールは、大手3社ともほとんど味が変わらないし原材料も一緒。ノンアルコールビールは、メーカーによって味の違いがわかるし、原材料も違うので面白い。キリンとサントリーは、ビールの原料である麦芽を使っているが、アサヒは麦芽を使っていない。代わりに大豆ペプチドを使っている。サントリーは麦芽、ホップのみだが、キリンは麦芽以外に水アメ、米発酵エキスなども使っている。個人的にはアサヒが好きだ。大手3社の普通のビール、日本人の嗜好を追求すれば、結局同じような味になるのかも知れないが、ノンアルビールそれぞれこんなに味が違うものを作っているのだからビールももっと各社個性がわかるビールを出して欲しい。日本酒も同じようにもっと各社の個性を追求すべきだろう。
7月頒布会のお酒のうちの1本は「RETRO PORICE」。RETROは古代の。PORICEは警察ではなく都市。地元阪南市が古くからの町と言う意味です。和泉山脈に沿って千年以上前から葛城修験(かつらぎしゅげん)という山岳信仰が行なわれていました。神道と仏教の融合宗教です。この修験の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が経典を28の経塚に埋葬しました。その経塚すべてが2020年日本遺産に認定されました。経塚のひとつが阪南市に残っています。日本遺産認定記念として古代米でお酒を仕込みました。ラベルデザインは役行者です。この古代米(紅ろまん)は表面が紅色なのでお酒も紅色です。味わいは梅酒のように甘酸っぱいです。私の感覚では冷やすより常温の方がおいしい。普通の日本酒とはちょっと違いますが、とても飲みやすいお酒です。是非一度ゆっくり味わってください。
今回ご案内したの頒布会7月分のお酒「風味爽爽」は新製品です。なぜ爽爽(さわやか)なのか?このお酒、冬にしぼった時点ではアルコール分が17度台だったのに、貯蔵している間に13度台に低下してしまいました。タンク貯蔵していたこのお酒、なぜ低下してしまったのか本当に謎です。でも水で薄めて13度にしたわけじゃないので十分味わいがあります。この季節、アルコール度数の高い酒はきつく感じますが、低アルコールなので、さわやかで飲みやすいです。是非一度お試しください!
27日(日)泉南ロングパークにて「海のマルシェ」に出店した。あいにく朝から雨模様だったが、9時過ぎには雨も上がり曇空の涼しい一日を過ごすことができた。天気予報が雨だったので、最初お客さんは少なかったが、だんだん増えバーベキューもできるようになった。このロングパーク、泉南市が数年前から都市公園を計画、事業者を公募、大和ハウスの子会社大和リースが管理運営することになった。海に面した南北に長い公園をどう設計し、どう運営するかさまざまな意見や提案があったと思うが、お金を払って乗る遊具を並べたものではなく、地元の活性化また宿泊施設、スポーツ施設も含めた総合的な設計になっているのが素晴らしいと思う。海のそばに住んでいる私達は海を見ても何とも思わないし、新鮮な地元の魚を毎日食べている。大阪市内、京都、奈良に住んでいる人は、海を見ただけでうれしいし、その上獲れたての魚をすぐその場で焼いて食べれるなんて感動ものではないだろうか?こんな海のそばに酒蔵があることに驚く人も多い。7月の日曜日はすべて出店する予定だ。このマルシェでお酒を販売すること以上に、こんなところに古くからの酒蔵があるのですよとPRすることを目的にしている。
緊急事態宣言解除で19時まで酒類の提供ができるようになったので、27日(日)9:00~15:00 泉南ロングパーク「海のマルシェ」に久しぶりに出店します。関西国際空港と飛び立つ飛行機、そして真っ青な大阪湾を見ながら、地元 岡田浦漁港の新鮮な魚を目の前でバーベキュー。地元の魚を食べながら地元のお酒。これほど至福の時はないでしょう!雨がちょっと心配ですが少雨決行です。天気がいいと暑いので、曇りがちの方が過ごしやすいです。りんくうタウン駅から、りんくうイオン行きのバスが出てます。是非、電車バスでお越しください。ロングパークはイオンから徒歩数分です。
本日、新商品に今季搾った浪花正宗純米大吟醸を追加しました!!(720ml,1800ml)
以前の純米大吟醸は720mlしかなかったのに加えて、山田錦50%精米でした。
今季搾った純米大吟醸は、山田錦40%精米です。
精米の割合が増加したことで、より澄んだ雑味のない味わいを実現しました!
まさに、至高の一滴に仕上がっております。
去年も行ないましたが、今年も「夏季頒布会」を実施します。浪花酒造を応援してくださるお客様向けに、普段販売していない商品、新商品、ユニーク商品など7月、8月、9月の3ヶ月、特別価格にてご提供いたします。日本酒の原料ってお米だけなのに、米の品種、精米歩合、使用酵母、発酵期間、しぼる方法、アルコール度数、酸度などによって、全然味が違います。それぞれ個性があり、それが魅力です。ダイレクトメール、SNS、ラインなどでご案内します。是非今年も浪花正宗でユニーク体験してみてください!
コロナワクチン接種、65歳未満は秋以降になるだろうと予想していたが、地元阪南市のホームページを見ると、65歳未満の接種券を今日6月23日に発送すると掲載されていた。あまりもにも早いのでびっくりした。接種券を入手しても、実際すぐに予約を取れるのかどうか問題だが、大阪市内の大規模接種会場に予約すればすぐOKのような気もする。6月22日の時点で、1回目の接種を終えた人は全人口比で28%。2回接種を終えた人は8%。65歳以上の人が接種会場までの行くのがたいへんな事を事考えると本当に早いと思う。2回接種を終えた人は基本的にマスク不要だが、まだまだマスクを離せない。接種を終えても不安な気持ちは十分あるので、実際経済が回り出すまでかなりの時間がかかるだろう。もともと感染率が低い日本、接種の効果がわかりづらいのが難点。世界中にワクチンを供給しているファイザー、モデルナ、アストラゼネカって、今どんな感じで製造してるのだろう?24時間フル稼働なのだろうか?今回日本がワクチン製造に貢献できなかったのは非常に残念だが、今後は政府がワクチン開発を支援する体制を整えていくとの新聞記事を見た。日本は製造できる人材はそろっているはずなのに、国の意識が低く積極的に動かなかったのは本当に残念だ。