新着情報

2021/04/01
by 成子 和弘

浪花酒造の新着情報公開

観光産業強化支援事業

2021/07/14
by 成子 和弘

今日は、中小機構のアドバイザーが阪南市に来られ、阪南市商工会加盟の10社、観光協会事務局長、阪南市の職員などに阪南市の観光産業強化についていろいろアドバイスしていただいた。中小機構とは経済産業省傘下の独立行政法人。中小企業が抱える経営のさまざまな悩みにアドバイスまた応援するための組織だ。最初、観光産業で成功している街の紹介やそのやり方について少し講演があり、あとの時間は、参加者全員が阪南市の観光や活性化について考えていることを発表し、それにアドバイスいただく形で進められた。今まで商工会の他のメンバーから、観光や町の活性化についての考えを聞く機会がなかったが、みんなそれぞれ阪南市を盛り上げていくことを一生懸命考え実践していることを知り、驚くと同時にこんな機会をもつことこそ商工会の意義だと感じた。今の商工会の一番の行事は、約30店舗が出展し自社製品を販売する秋の商工まつりだが、その日一日だけの行事で、阪南市の活性化にはほとんど役立っていない。やはり官民が知恵を出し合って町の活性化を考えてゆくことこそ大事なことだ。中小機構のアドバイザーも、自分の講演は少しで、あとはみんなの考えを聞くことを一番としたのがすごいと感じた。今後も続けてゆくべき会議だと思う。

各社それぞれ

2021/07/13
by 成子 和弘

今日は地元商工会の会合があった。会合では会議が終わったあと、各社が近況発表することになっている。このコロナ禍で、その被害をまともにかぶっている会社もあるし、逆に好業績に結び付いている会社もある。同じ地域でありながらその影響は業種によってさまざまなのだととても勉強になる。自営業をしていると、いつ何時どんな事件事故またどんな被害が起こるかわからない。でも、何が起ころうと常に前向きに立ち向かってゆくことが大事だ。アルコール飲料業界は飲食店の時短営業でどこも3割4割減だ。こんな時こそ、コロナ禍が終わったあとどうすべきか、じっくり考え実行してしてゆくことが大事だと思う。

日本酒の価値

2021/07/12
by 成子 和弘

成人式後の二次会で日本酒を一気飲みしてメチャ気分悪くなり、何度も吐いてつらい思いをした経験からもう二度と日本酒を飲まないという若者が多い。日本酒は、ビールやチューハイに比べアルコール度数が高く早く酔うので一気飲みによく使われる。日本酒業界とすれば一生懸命おいしい酒を造っているのに、ただ早く酔うためだけに使われているのだから悲しいし心痛い。でも、初めて飲んだ日本酒をおいしいと感じた人は、こんなに美味しい日本酒があるんだと知って日本酒にはまる人も多い。特に大吟醸は酒の芸術品とも呼ばれる。それほど神経を使い手間ひまをかけて造っている。2013年、和食が自然を尊重する日本人の心を表現したものとユネスコの無形文化遺産として認定された。日本酒もそのうちに認定されるに違いない。国内の日本酒の需要、低下する一方だが、そのうちに反転する日が来ることを信じている。


アサヒ Summer Shot

2021/07/10
by 成子 和弘

アサヒの期間限定ノンアルビール「Summer Shot」を飲んだ。柑橘系の風味が加わっていて、ビールとチューハイをブレンドしたような味で美味しかった。ノンアルビールが嫌いという人も多いが、このSummer Shotは人気出るのでは?ビールという名前を付ける限り、ビールの味に近づけるように考えるけど、このSummer Shotは美味しくノンアルビールを飲めるように考えられている。素晴らしい。アルコール飲料って法律上いろんな縛りがあって自由にブレンドした商品ができないけど、ノンアルは清涼飲料水だからできるんだ。アルコール飲料ももっと自由にいろいろできたらって思う。

業務用酒販会社の展示会

2021/07/07
by 成子 和弘

今日は、大阪市内の大手業務用酒販会社の展示会が行なわれた。まん延防止措置中での開催で、飲食業のお客様がどれだけお越しくださるのか心配していたが400名を超える人でにぎわった。久々の展示会参加で、他の酒類メーカーがどんな商品を出してこられるのかもとても興味があった。日本酒の人気低迷で、やはり酒リキュールやスパークリング清酒など若者受け商品を出品しているメーカーの人気が高かった。うちは、地元大阪の地酒メーカーとして大阪にこだわった商品「吉村知事 純米酒」「たこ焼きに合う酒」と売れ筋の「浪花正宗 純米吟醸」を出品した。興味のある方々に試飲していただいたが、なかなか評判がよくうれしく感じた。いい反応をいただいた飲食店に実際仕入れていただくまできちっとフォローしないと忘れられてしまう。これからが本当の営業活動だ。

クラウドファンディング

2021/07/06
by 成子 和弘
大阪クラウドファンディング

枚方市のバーのマスターが、大阪の9つの酒蔵を応援したいとクラウドファンディングを立ち上げてくれた。百貨店や飲食店が時短営業になったことで、どの酒蔵も売り上げが落ち込んでいる。府内の酒蔵、知名度はもうひとつだが、どこもレベルの高い酒を造っている事が動機だそう。300mlの9本セット6500円。720mlの3本セット6000円。申込み期限は8月29日。1550万円に達したら終了。このクラウドファンディング、先日の朝日新聞にも掲載された。これを機会にもっと大阪の地酒が認識されるのを期待している。

お客様の感想

2021/07/05
by 成子 和弘

昨日4日も「海のマルシェ」に出店した。泉南ロングパークは大阪湾を目の前にして、地元 岡田浦漁協の新鮮な魚を目の前でバーベキューできるのが一番のセールスポイント。キッチンカーを含め約20店舗が出店している。うちは20Lの冷蔵タンクに入れた蔵出し生酒を70mlのプラカップに入れ、バーベキューしてる人に勧めている。もちろん販売が目的だが、お酒の味についてお客様の感想をその場で聞けるのが最大の利点。メーカーは日頃、酒販店やスーパーなどには商品を卸すが、お客様の声を直接聞ける場面が少ない。海のマルシェでは、ひとくち味わっていただいたお客様に必ず「味どうですか?」と尋ねる。お客様は「うまい!」「おお、飲みやすい」「いけるやん」「ちょっと甘い」「女性向けやな」とかいろいろ言ってくださる。日頃、私や杜氏の好みに合うよう仕込んでいるが、それがどうなのか知ることができない。海のマルシェはそれを知ることができる絶好の機会。毎週日曜に出店するので、甘辛も変えながらお客様の反応を見てゆきたい。

ノンアルコールビール

2021/07/01
by 成子 和弘

ノンアルコールビールが初めて発売されてからかなりの年月が経つ。私は、甘くなくカロリーゼロのノンアルコールビールをジュース代わりによく飲む。普通のビールは、大手3社ともほとんど味が変わらないし原材料も一緒。ノンアルコールビールは、メーカーによって味の違いがわかるし、原材料も違うので面白い。キリンとサントリーは、ビールの原料である麦芽を使っているが、アサヒは麦芽を使っていない。代わりに大豆ペプチドを使っている。サントリーは麦芽、ホップのみだが、キリンは麦芽以外に水アメ、米発酵エキスなども使っている。個人的にはアサヒが好きだ。大手3社の普通のビール、日本人の嗜好を追求すれば、結局同じような味になるのかも知れないが、ノンアルビールそれぞれこんなに味が違うものを作っているのだからビールももっと各社個性がわかるビールを出して欲しい。日本酒も同じようにもっと各社の個性を追求すべきだろう。

RETRO PORICE

2021/06/30
by 成子 和弘
古代米

7月頒布会のお酒のうちの1本は「RETRO PORICE」。RETROは古代の。PORICEは警察ではなく都市。地元阪南市が古くからの町と言う意味です。和泉山脈に沿って千年以上前から葛城修験(かつらぎしゅげん)という山岳信仰が行なわれていました。神道と仏教の融合宗教です。この修験の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が経典を28の経塚に埋葬しました。その経塚すべてが2020年日本遺産に認定されました。経塚のひとつが阪南市に残っています。日本遺産認定記念として古代米でお酒を仕込みました。ラベルデザインは役行者です。この古代米(紅ろまん)は表面が紅色なのでお酒も紅色です。味わいは梅酒のように甘酸っぱいです。私の感覚では冷やすより常温の方がおいしい。普通の日本酒とはちょっと違いますが、とても飲みやすいお酒です。是非一度ゆっくり味わってください。

風味爽爽

2021/06/29
by 成子 和弘
風味爽爽

今回ご案内したの頒布会7月分のお酒「風味爽爽」は新製品です。なぜ爽爽(さわやか)なのか?このお酒、冬にしぼった時点ではアルコール分が17度台だったのに、貯蔵している間に13度台に低下してしまいました。タンク貯蔵していたこのお酒、なぜ低下してしまったのか本当に謎です。でも水で薄めて13度にしたわけじゃないので十分味わいがあります。この季節、アルコール度数の高い酒はきつく感じますが、低アルコールなので、さわやかで飲みやすいです。是非一度お試しください!