新着情報

2021/04/01
by 成子 和弘

浪花酒造の新着情報公開

感染者数だけでなく

2021/08/11
by 成子 和弘

コロナワクチン接種終了者が国民の34%になった。ワクチンさえ接種すればコロナ禍も終わると思っていたが、感染者数は連日何千人と報道されている。ただコロナ死者数のデータを見ると、日ごとにどんどん減っていて8月10日では全国でたったの19人。ワクチン効果がはっきり表れている。コロナが怖いのは重症者に対する治療法がなく死亡してしまうこと。感染が怖いのではない。マスコミは感染者数ばかり報道し国民の不安をあおりたてているが、ワクチン接種者がどれだけ重症化また死亡しているのかをもっと大々的に報道すべきだ。たぶん0人だろう。そうすれば、もっとみんな積極的にワクチン接種をしようと考える。とにかくワクチン効果が表れているのだから、コロナもインフルエンザ並みの病気だという意識を持たせる報道をすべきだ。

斗びん囲い大吟醸

2021/08/10
by 成子 和弘

今回、8月の頒布会商品として「斗びん囲い大吟醸」という酒を8日に発送した。斗びん囲い大吟醸とは何か?たぶん酒造メーカーや日本酒マニアしか知らないだろう。斗びんとは18Lびんのこと。日本酒の全国新酒鑑評会は毎年5月に行なわれるが、全国の酒蔵はこの鑑評会での金賞受賞を目標に大吟醸の仕込みに精を出している。全国新酒鑑評会とは日本酒の最高峰、大吟醸でいかに美味しい酒を出品するかの競争だ。大吟醸タンクで仕込んだ酒、同じタンクでも一番しぼりと二番しぼりでは味が違う。その上、しぼった酒を鑑評会までいかに空気に触れささずに保管するかも大事。大吟醸をしぼる時期はだいたいどの蔵も3月上旬。鑑評会出品酒はその一番しぼりを斗びんに満量まで詰め0℃以下で保管。そしてしぼってから1週間以内に火入れ(加熱殺菌)する。この酒を「斗びん囲い大吟醸」と呼ぶ。したがって、同じ大吟醸でも味が違うし量も限られている。8月の頒布会を注文された方。是非じっくり味わってください。


宴会幹事さんの仕事

2021/08/07
by 成子 和弘

日本酒の味に濃淳や淡麗があるように、ビールにも濃淳や淡麗がある。最近発売されたキリンの「豊潤」というビール、本当に濃淳で味わいがあったので驚いた。キリンラガーより値が高いが美味しい。今までのビール業界は、いかに安い商品を出すかの勝負だったが、ちょっと高くても美味しいビールを出せばイメージアップになると思う。ただひとくち飲んでおいしい酒やビールは、飽きるのも早い。日本酒の大吟醸もひとくち目は美味しいが、飲み続けるのは難しい。なので宴会ではビールも日本酒もひとくち目だけ高価なものでいい。そのあとはみんな酔ってワイワイ騒ぐだけなので味わう人はいない。安もので十分。宴会幹事さんもよく考えて注文してください。

オリンピック卓球女子

2021/08/06
by 成子 和弘

オリンピックの卓球女子、開幕前からマスコミでよく取り上げられていたので、とても期待して見ていた。事実、香港相手に軽々と勝っているのを見て、これなら優勝候補の中国にも勝てるだろうと予想していた。だがシングルスでもダブルスでも全く手に負えなかった。卓球は生まれつきの体格や運動神経は関係ない。ましてや相手は中国人。日本人と身長も体格も変わらない。だが負けた。試合を見ていて技術的には負けていない。戦術が劣っていたと思う。1回1回の戦いをビデオで何度も見返し、どこが悪かったのかよく検討すれば次回は勝てると思う。素人目ではもっと相手が返しにくいところに打つべきだと感じた。スポーツは体力、技、作戦の総合力。負けたのは練習量が足りないのではなく作戦が劣っていたのでは?

真夏のビン詰め作業

2021/08/05
by 成子 和弘

お酒の仕込みは11月~3月の寒い時期だが、ビン詰め作業はその商品の在庫が減ってきたら随時行なう。今日は「特別純米辛口」のビン詰め作業を行なった。お酒は65℃~70℃に加熱殺菌してからビン詰めする。するとビンのフタを開けなければ何年経っても腐らない。加熱殺菌はプレートヒーターという機械で行なうのだが、75℃の熱湯であっためたプレート(鉄板)に常温のお酒を触れさせ、お酒を70℃まで加熱する。冬場はお酒の温度が低く70℃まで加熱するのが大変だが、この時期は、お酒そのものの温度が高いので、すぐに70℃になるのでうれしい。湯を沸かす重油の量も少なくてすむ。夏場にできるだけビン詰め作業をするように心がけたい。

東京オリンピック

2021/08/02
by 成子 和弘

連日熱戦が続き、多くの日本選手が華々しい活躍をしている。このオリンピック開催するかどうかで、世論は大きく割れた。コロナの専門家達は中止すべきだと言ったし、国民もマスコミも開催に否定的な意見が多かった。もし安倍首相が引退していなければ、オリンピックを中止しただろうと書いている新聞もある。政府幹部の中でも中止すべきという意見もあった。ただ菅首相だけは、どうしても開催するとの考えを変えなかった。8月2日時点でオリンピック競技そのものには大きな問題はないが、感染者数はどんどん増えている。多くの国民も、複雑な気持ちでオリンピックを見ているだろう。オリンピックが終了した時点で世論がどうなっているかわからないが、大きな逆風の中でトップが迷走せず開催を決断したこと、私自身は評価できると感じている。

選ぶ楽しみ

2021/07/31
by 成子 和弘

今日の直売所、17種類の商品が売れたが、どれも1本~3本の売上げでどれが一番よく売れたというのがない。

こちらから「これがお勧めです。」と言えばそれが売れるが、お客さんに任せていると売れるものが分散する。
常連さんから初めてのお客さんまでいろいろ。

メーカーとすれば売れ筋商品にしぼって力を入れてゆきたいが、他のメーカーにない珍しい商品もアピールしたい。
米だけが原料の日本酒。
でも米の品種、精米歩合、使用酵母、発酵期間、熟成期間などによっていろんな味の商品になる。

いろんなタイプの商品があるとお客さんも選ぶ楽しみがあるようだ。

コロナ感染

2021/07/29
by 成子 和弘

最近コロナ感染者が急増している。コロナが怖いのは重症化患者に対する治療薬がないこと。軽症化や中症化の人には治療薬がいろいろ見つけられ回復してる人も多い。なので、マスコミは感染者数より重症化人数と死亡者数を重点的に報道すべきだ。緊急事態宣言を出しても効果が無いのは感染しても怖くないからだ。政府もいつも通りの感染者数減少対策ではなく、重症化した人の治療薬開発支援金をいっぱい出すようすべきだ。がんも昔はすぐに死にいたる病気として恐れられたが、がん治療薬の開発で死亡率はすごく減っている。コロナ感染自体が怖いのではなく重症化したら治療方法がないこと。


ブームの循環

2021/07/28
by 成子 和弘

今日は大阪市内の業務用酒販店の方と一緒に、昼間から立ち飲み営業しているミナミの繁盛店に行った。繁華街にあるので、昼間からアルコールを飲んでるお客さんが多い。一番売れるのはもちろんビールだが、その次はブームによって変わる。40年前は酒メニューはビールと日本酒しかなく、ビールは日本酒を飲む前の前座だった。その頃から焼酎ブームが起こり、チューハイが爆発的に売れ出した。麦焼酎の水割り、お湯割り、ライム割りなどチューハイが当たり前になった。それがだんだん芋焼酎に。日本酒の需要が焼酎に抜かれたのも驚きだったが、麦焼酎のトップメーカーの売上が芋焼酎メーカーに抜かれるなんてこれも信じられなかった。そしてここ数年はハイボールブーム。メーカーのウイスキーが足りなくなるという現象まで起きた。そして今日行った繁盛店は、なんと最近は日本酒が人気だとのこと。ここ40年、日本酒の需要落ちる一方だったが、うれしいことに復活の兆しか?酒類はブームが循環する。同じ酒ばかり飲んでると飽きてくるのだ。日本酒ブーム到来を期待!

吟醸酒じゃないのに吟醸酒の味

2021/07/26
by 成子 和弘

吟醸酒の定義は、酒米を60%以上精米した米(玄米重量の60%以下まで精米した米)で仕込んだ酒だ。玄米の周囲の黄土色部分は脂肪やたんぱく質、中心付近の白い部分が純粋なデンプン。周辺部分の脂肪やたんぱく質は、お酒にとって雑味のもとになり、純粋なデンプンで仕込むと雑味のないきれいな酒になる。吟醸酒や大吟醸はお米を小さくなるまで削り、純粋なデンプンのみで仕込むので値段が高い。お酒の発酵に重要な役割を果たすのは酵母。その酵母の開発で、あまり精米しなくても吟醸酒のようなフルーティーな酒ができるようになってきた。去年、大手メーカーが70%精米の米で製造した「しぼりたてパック」が吟醸酒のような香りと味わいで大きな話題となった。今日65%精米の地酒メーカーの冷酒を飲んだが、これも吟醸酒のような味わいだった。もちろん、あまり精米していない米なので安い。これからは酵母開発競争で、安くて吟醸酒の味や香りの冷酒がどんどん出てくるに違いない。