浪花酒造の新着情報公開
日本酒はじめアルコール飲料、緊急事態宣言中の都府県は飲食店で提供できず、酒類メーカーも販売会社も全く商売になっていない。でも世界に目を向けると、感染拡大していない国も多数ある。弊社も香港に輸出しているが、コロナ前より売上げが伸びている。和食が7年前ユネスコの世界文化遺産に登録され世界中で和食レストランが急増、それに伴って日本酒の輸出も伸びている。国内での売上げが期待できない以上、もっと輸出に力を入れてゆかねばならない。さまざまなルートで、海外の業者との商談会や問い合わせが増えてきた。英語のホームページ作成。英語、中国語、韓国語での酒造りビデオ作成など、今後、世界中の方々に認知してもらうための下準備を進めている。2025年開催予定の大阪万博も大きな起爆剤。あらゆる方法でPRしてゆきたい。
よくビール腹などと言われ、アルコール飲料は肥満の原因になると考えられています。アメリカの医学者グループが、約1万人を対象にアルコール摂取量と肥満の関係を調査しました。食事での摂取エネルギーを減らし、アルコール飲料でそのエネルギーを補填したところ体重は維持できず、太る要因にはならないことがわかりました。ただ、アルコールには食欲増進作用があるため、どうしても食べ過ぎてしまうことが肥満につながっていると考えられます。食べ物&飲み物の総摂取カロリーを意識しないといけないということです。食べ過ぎたと思ったら翌日摂取量を減らす、または運動することが大事。
阪南市商工会主催「まちゼミ」。阪南市商工会員たちが、自社の専門知識をお客様にお教えする企画。浪花酒造は「お酒の飲み方、効用、作り方」というテーマで今日開催した。さすがに日本酒好きのお客様ばかり集まった。お酒の知識を伝達する時間は特に何の反応はなかったが、各種のお酒を試飲してもらう場面では、半数が女性なのにみんな「おいしい!おいしい!」と水のようにスイスイ何杯も飲まれたのには驚いた。日本酒ファンがどんどん減ってる中、こんなに日本酒を愛してくれるとはありがたいと本当にうれしかった。酒造り作業は11月~3月の冬の期間だと説明すると、その体験イベントにも是非参加したいとのお声もいただいた。地道なPR活動だが、地道に日本酒ファンを増やす以外に方法がない。
4年後の2025年、大阪万博が開催される。5月3日~11月3日の6ヶ月間。主催者は2800万人の来場者を想定している。開催期間中だけでなく、各国の担当者が自国のパビリオン建築や準備のため、事前に何度も訪れると思われる。関西国際空港の近くにある弊社酒蔵は、海外の方々に立ち寄ってもらうのに格好の立地だ。日本の伝統建築、伝統の酒など日本の伝統文化を是非紹介したい。こんなチャンスはめったにない。今からいろんな仕掛けを考えねば、ただの通過点になってしまう。
弊社は大阪の蔵元なので、大阪にこだわった商品をいくつも作っている。大阪城や猛虎軍デザインのミニ樽、大阪城デザイン箱大吟醸、ビリケンボトルの酒、たこ焼きに合う酒カップ、お好み焼きに合う酒カップ、吉村知事デザインカップ、吉村知事似顔絵ラベル純米酒などなど。これらの商品、道頓堀やUSJ前のみやげもの店でよく売れている。ただ今は緊急事態宣言で観光客が少なく、売上げはもうひとつ。今年はタイガースが強いので本来なら猛虎軍のミニ樽もいっぱい売れるはずだが全くダメだ。直売所では、やはり知事人気で知事ラベル商品が売れている。大阪地酒である以上、今後も大阪にこだわった商品をどんどん作って売ってゆきたい。
お酒に関するブログを書きたいが、コロナが全然収束せず悪化する一方なので、どうしてもコロナの話になってしまう。日本では新規感染者が2万人を超え大騒ぎしているが、ワクチンを開発しその接種率も高いアメリカではなんと19日の新規感染者数が14万人、死亡者が860人と信じられない数字になっている。アメリカ自身が開発したワクチンや治療薬なのに自国民に効き目が弱いのだ。日本も優秀な技術者が大勢いるのだから、他国に頼らず独自にどんどん開発し、世界のコロナ収束に貢献してゆくべきだ。医薬品メーカーはその開発に膨大な費用がかかり、もし失敗すると大損になってしまう事を恐れ開発に消極的だが、やはり国がもっと後押しすべきだと思う。日本には優秀な技術者が大勢いるのに、それを活かさない方が大きな損失だ。
日本はここ2~3ヶ月前まではコロナ感染者も死亡者も少なくて安心していた。国民がきっちりマスクをする習慣があるとか、家に入る時、靴を脱ぐからだとか、常に家庭も職場も清潔にしているからとか言われていたが、ここ1ヶ月は感染者が急増し今までの理由では説明がつかなくなってきた。世界中、同じように感染が広がっているのかと想像するが、アジアでここ2~3ヶ月感染者数が増えていない国がある。香港、台湾、シンガポールだ。ロックダウンしているなどの報道がないところをみると、それなりの理由があると思われる。ワクチン接種が70%近く終わった欧米でも、また感染者が増えている。3回目のワクチンを打つ計画との報道もされている。世界中を混乱させているコロナウイルス。技術大国の日本、もっと国を挙げて積極的にワクチン開発や治療薬開発に乗り出すべきでは?
浪花酒造で一番の高額商品は、純米大吟醸「前代未聞」。1.8Lで2万円、720mlで1万円です。この商品、酒米で一番高価な特等山田錦を用い、それを19%まで精米。その米で仕込んだお酒を10年冷蔵庫で寝かせました。19%まで精米した酒でも珍しいのに、それを10年も寝かせたとは前代未聞。お米を小さくなるまで精米した米で仕込むと、雑味が無くなり本当にきれいになります。また、ウイスキー始めどんなお酒でも年数を寝かすと味がどんどん丸くなります。つまり、これほどきれいでなめらかなお酒はありません。全国の高級日本酒を飲まれてきた方、是非一度「前代未聞」をご賞味ください。
東京や大阪の緊急事態宣言が9月12日まで伸びた。今の感染状況を見ていると仕方がないと思うが、9月12日で感染が収まっているのかどうか一番問題だ。たぶんその可能性は低い。飲食店やアルコール業界はたいへんな影響を受けている。ワクチンに関しては、アメリカもイギリスも柔軟な対応を示し早くから発売した。日本製ワクチンもやっと発売される見込みが出てきたようだ。こんな危機的な状況なのでワクチン認可や医療従事者の仕事に関し、国はもっと現状に即し柔軟に対応すべきではないかと思う。ただ、まん延防止や緊急事態宣言を延長するだけでは何の解決にもならない。
コロナ関連で国は支援金や補助金をいっぱい出しており、支出はふくれあがる一方だ。それでなくても、国は1000兆円もの財政赤字。国の税収は年間たったの60兆円。本当に財政破綻しないのか?学者によっては本当に危ないという人もいるし、外国から借金してるわけじゃないので、全然問題ないという人いる。10年前の東日本大震災の復興資金、毎年私達の税金に加算されている。コロナの支出金は大震災の復興資金どころではない。今後もっともっと加算されるだろう。年寄りがどんどん増えているので社会保障費も上がる一方だ。今の若者達は、今まで日本が作り出してきた負の遺産をすべて背負って生きてゆかねばならない。本当にたいへんだ。とにかく国が破綻しないのを願うばかりだ。