【ブログ執筆者紹介】
大阪府で最も歴史のある(創業1716年)浪花酒造の現社長、成子和弘による日本酒の知識・雑観・評判等について記載したブログです。
成子和弘は昭和62年(1987年)に浪花酒造に入社。
平成10年(1998年)に10代目として代表取締役に就任。
約35年、日本酒製造業界で従事した日本酒のエキスパート。
日本酒だけでなく、酒類全般の知識も豊富。
日本酒事業に従事したエキスパートの観点から、ご覧頂いている皆様に還元できる日本酒で躓きそうなポイントや雑学、日々の所感・新着・イベント・出店情報・酒ディプロマの勉強・対策等を更新。
ブログ記事一覧は下記
今日は、中小機構のアドバイザーが阪南市に来られ、阪南市商工会加盟の10社、観光協会事務局長、阪南市の職員などに阪南市の観光産業強化についていろいろアドバイスしていただいた。
中小機構とは経済産業省傘下の独立行政法人。
中小企業が抱える経営のさまざまな悩みにアドバイスまた応援するための組織だ。
最初、観光産業で成功している街の紹介やそのやり方について少し講演があり、あとの時間は、参加者全員が阪南市の観光や活性化について考えていることを発表し、それにアドバイスいただく形で進められた。
成人式後の二次会で日本酒を一気飲みしてメチャ気分悪くなり、何度も吐いてつらい思いをした経験からもう二度と日本酒を飲まないという若者が多い。
日本酒は、ビールやチューハイに比べアルコール度数が高く早く酔うので一気飲みによく使われる。
日本酒業界とすれば一生懸命おいしい酒を造っているのに、ただ早く酔うためだけに使われているのだから悲しいし心痛い。
アサヒの期間限定ノンアルビール「Summer Shot」を飲んだ。
柑橘系の風味が加わっていて、ビールとチューハイをブレンドしたような味で美味しかった。
ノンアルビールが嫌いという人も多いが、このSummer Shotは人気出るのでは?
今日は、大阪市内の大手業務用酒販会社の展示会が行なわれた。
まん延防止措置中での開催で、飲食業のお客様がどれだけお越しくださるのか心配していたが400名を超える人でにぎわった。
枚方市のバーのマスターが、大阪の9つの酒蔵を応援したいとクラウドファンディングを立ち上げてくれた。
百貨店や飲食店が時短営業になったことで、どの酒蔵も売り上げが落ち込んでいる。
府内の酒蔵、知名度はもうひとつだが、どこもレベルの高い酒を造っている事が動機だそう。
昨日4日も「海のマルシェ」に出店した。
泉南ロングパークは大阪湾を目の前にして、地元 岡田浦漁協の新鮮な魚を目の前でバーベキューできるのが一番のセールスポイント。
キッチンカーを含め約20店舗が出店している。
うちは20Lの冷蔵タンクに入れた蔵出し生酒を70mlのプラカップに入れ、バーベキューしてる人に勧めている。
もちろん販売が目的だが、お酒の味についてお客様の感想をその場で聞けるのが最大の利点。
ノンアルコールビールが初めて発売されてからかなりの年月が経つ。
私は、甘くなくカロリーゼロのノンアルコールビールをジュース代わりによく飲む。
普通のビールは、大手3社ともほとんど味が変わらないし原材料も一緒。
ノンアルコールビールは、メーカーによって味の違いがわかるし、原材料も違うので面白い。
7月頒布会のお酒のうちの1本は「RETRO PORICE」。
RETROは古代の。PORICEは警察ではなく都市。
地元阪南市が古くからの町と言う意味です。
和泉山脈に沿って千年以上前から葛城修験(かつらぎしゅげん)という山岳信仰が行なわれていました。
神道と仏教の融合宗教です。
この修験の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が経典を28の経塚に埋葬しました。
その経塚すべてが2020年日本遺産に認定されました。