新着お知らせ・日本酒豆知識・雑感

2021/04/01
by 成子 和弘

蔵元【ブログ執筆者紹介】
大阪府で最も歴史のある(創業1716年)浪花酒造の現社長、成子和弘による日本酒の知識・雑観・評判等について記載したブログです。

成子和弘は昭和62年(1987年)に浪花酒造に入社。
平成10年(1998年)に10代目として代表取締役に就任。
約35年、日本酒製造業界で従事した日本酒のエキスパート。
日本酒だけでなく、酒類全般の知識も豊富。

日本酒事業に従事したエキスパートの観点から、ご覧頂いている皆様に還元できる日本酒で躓きそうなポイントや雑学、日々の所感・新着・イベント・出店情報・酒ディプロマの勉強・対策等を更新。

ブログ記事一覧は下記


家庭で炭酸入り日本酒

2021/06/20
by 成子 和弘

梅雨ですが、毎日暑い日が続きます。
日本酒好きの方でも夏になると、やはりビールやチューハイに手が伸びてしまします。
ビールやチューハイは、のど越しのキレがよくすっきりしていますが、味わいでは日本酒に及びません。

最近、夏でもさわやかに飲める炭酸入り日本酒もよく見受けるようになってきました。
ただ炭酸入り日本酒は、やはり普通の日本酒に比べ割高です。

なんと家庭で簡単に炭酸入りのお酒やジュースを作れる道具があります。

父の日

2021/06/19
by 成子 和弘

6月第3日曜日は父の日。
日本酒が売れる時期は12月がダントツだが、その次は父の日の10日前位から前日までだ。
今日19日は、父の日の前日なので直売所は忙しかった。

父の日がいつどのように始まったのか調べてみた。

男里川 環境保全活動

2021/06/18
by 成子 和弘

浪花酒造の仕込み水はすべて井戸水(地下水)。
これは和泉山脈からの伏流水。

酒蔵の近くに男里川(おのさとがわ)が流れているが、この川の水も地下に浸み込んでゆき伏流水となっている。
この伏流水を守るには、男里川をきれいに保つことが一番だということで、8年前に「和泉の水を育む会」という会を設立した。
メンバーは、私を含め、自然環境に危機を持ってる人、地下水でスイミングプールを経営してる人、元学校の先生、漁業組合長など数名。

いろいろ議論している中で、やはり行政との共同事業でやってゆかないと、少人数では川の環境を守ってゆくのは難しいとなり、阪南市、泉南市、大阪府土木事務所、他の環境保護団体との協同事業「男里川 環境保全委員会」という組織を作った。

現金?カード?

2021/06/18
by 成子 和弘

浪花酒造の直売所、どんなカードでも支払いできるようにしている。
現金orカード、どちらでの支払いが多いか興味を持って見ている。

登録有形文化財

2021/06/16
by 成子 和弘

浪花酒造酒蔵と成子家本宅、国の登録有形文化財に指定されている。
重要文化財は誰でも知っているが、登録文化財は25~6年前にできた比較的新しい制度なので、まだまだ一般的には知られていない。

登録文化財の定義は築50年以上経った建物で、今後重要文化財になる可能性のある歴史的、景観的に貴重な建物のこと。
登録申請があった場合、専門家が調査をして指定するかどうか決める。

現在全国には約1万3千軒の登録有形文化財があり、都道府県別では大阪府が一番多く765軒ある。
見学者の方々にはよく、くぎ1本打つにも国の許可が要るのですねと言われる。
重要文化財はそのような制約が多いが、登録文化財はそれほどでもない。

WAKAZE

2021/06/15
by 成子 和弘

今朝の毎日新聞の「ひと」という欄に、パリの醸造所から日本酒の世界展開を目指す日本人、稲川琢磨(33歳)さんが取り上げられていた。

経営コンサルタント会社勤務だったが、ある日すし店で口にした日本酒に魅了され、こんなにおいしいのに、ほとんど海外で流通していないのはもったいないとベンチャー企業「WAKAZE」を設立、日本の酒蔵で酒造りのノウハウを学んだ後、パリの醸造所で日本酒を製造。
その酒がパリの日本酒品評会で最高賞受賞。
なんと次はアメリカで造りたいと。

直売所に来られるお客様

2021/06/14
by 成子 和弘

スーパーに行けば全国から集められた何十種類ものお酒が並んでいるし、安くて知名度のある商品もいっぱいある。
でもわざわざ、うちの直売所に来られるのは、うちのお酒のファンだからだ。
本当にありがたい。

近所に、地元で人気のある おかき屋さんがある。
私も好きでよくに買いに行く。
もちろんスーパーには安くて知名度のあるおかき、いっぱい売ってる。
でも、地元で捕れた魚を混ぜて焼いているとか、昔から食べ慣れているなどの理由で地元のおかき屋さんに買いに行く。

波有手(ぼうで)

2021/06/12
by 成子 和弘

浪花酒造から車で南に10分ほどの所に波有手(ぼうで)という地区があり、昔から米作りが盛んだった。

地元の中学校教師を定年退職後、波有手で米作りに励んでいた酒好きの先生が3年前、自分が栽培した米でお酒を造って欲しいと弊社に来られた。
地酒は地元のお米で作るのが本筋だと思いすぐに承諾した。
先生は何十年も教師をしてきて教え子も大勢いるので、その子らにどんどん勧めますとおっしゃった。

たこ焼きに合う酒

2021/06/09
by 成子 和弘

10年前から「たこ焼きに合う酒」と「お好み焼きに合う酒」を製造販売してます。

なぜこんな酒を作ったのか?

コロナ後の外国人観光客

2021/06/08
by 成子 和弘

コロナ前、外国人観光客が急増していた日本。
今は0だが、コロナワクチンの普及に伴いまた復活してくるはず。

本格的に戻るのはいつだろう?